崔吉城ホームページ

東亜大学教授 / 広島大学名誉教授 文化人類学・地域文化論

新着情報

  • 2017.11.06   第6回「楽しい韓国文化論」は長府博物館長町田一仁氏の講義で終わり、韓国旅行だけが残っている。昨日は「朝鮮通信使に関する記録」がユネスコの「世界の記憶」に登録されたのでその記念講演のように突発的参加者も多く、盛り上がった(写真)。もとより決まった日程ではあったが、ユネスコ登録を機にしたようになった。下関の市民であれば「朝鮮通信使」に対しては一般教養として知識を持っているが、もう一度概要が整理された。私は以前から江戸登城行列図を韓国で出版するように出版社民俗苑洪鐘和社長と具智賢氏を案内し複写作業を終えており、それが登録文化財になっていると紹介された画像を見ながら嬉しく、またまだ出版されていないことを残念にも思った。私が注目したいのは文化交流である。具氏の本には通信使の筆談などが紹介されている。日本人が謙遜して言った言葉を聞いた朝鮮通信使側の人が謙遜とは解らず話した文例を紹介した。これから私がその分析に取り込みたくなった。私の研究室では館長を囲んで市役所の大江氏らと談話が長く続いた。彼は言う。韓国国史編纂委員会が所蔵しているものは植民地時代に韓国に持ち込んだもので文化財返還は相互交換であり、その返還を求めるべきであろうと言った。私は賛成した。韓国国立中央博物館とソウル大学博物館に所蔵されている鳥居龍蔵と秋葉隆のガラス乾パン写真も返還してもらうべきであろうと、私が以前本欄で指摘したことがある。
  • 2017.09.25   新ホームページを開きました。https://dgpyc081.wixsite.com/choikilsung
  • 2017.09.01   戦争の話の多い月、8月の末日にも戦争の話があった。戦争時に奉納された出征兵士の写真を整理した写真家の秦穴拳壱氏から読書会で説明をしていただいた。6月24日わが夫婦が狗留孫山修禅寺に登山して見せていただいた、本欄で紹介したことがある写真に関する話であった。彼は3回の展示会、出征記念碑を建てるなどの活躍をし、メディアでも報道されているものである。しかしその記念碑建ての運動はそれほど広がらない。一般的に戦争の話は被害に焦点が絞られているから出征の話は控えるようになっている。戦争賛美、戦争を肯定的に思われがちである。死んで靖国に戻ると考えられた時代になぜ奉納祈願したのか。「武運」とはなにか、考えさせられた。「無事で生き帰って」と祈願する「武運」ではなんだろう。私には反戦平和的な祈願ではないかと思われる。この奉納写真から平安の願いを感ずる。秦穴氏の貴重な発題と参加者との質疑応答、懇談が良かった。*写真は林楽青と秦穴の両氏
  • 2017.05.30   Origin of Korean Comfort women
  • 2017.05.30   Origin of Korean Comfort women
  • 2017.02.15   フォトギャラリーを更新しました。

経歴

崔 吉城  業績

1940年6月17日  京畿道楊州郡生まれ

学歴

1963年 ソウル大学校師範大学国語教育学科卒業
1965年 高麗大学校大学院国文学専攻修士修了
1976年 成城大学大学院日本常民文化専攻博士課程修了
1985年 筑波大学大学院歴史人類学系文学博士

経歴

1964~1966年 韓国安一商業高等学校教師
1966~1969年 韓国陸軍士官学校教自専任講師
1969~1972年 韓国文化公報部文化財委員会専門委員(常勤)
1974~1976年 日本学術振興会外国人招請研究者
1976~1977年 東京大学東洋文化研究所研究協力者
成城大学民俗学研究所研究員
1977~1979年 韓国慶南大学校日語教育学科専任講師
1979~1991年 韓国啓明大学校外国学大学助教授、教授、学長、
日本文化研究所所長
1991~1995年 中部大学国際文化学科教授
1993~1997年 国立歴史民俗博物館客員教授
1995年~ 現在広島大学総合科学部教授、同大学院社会科学研究科および
国際協力研究科教授

学会活動

韓国文化人類学会理事歴任、比較民俗学会評議員、日本民族学会理事歴任、日本民俗学会会員、比較家族史学会理事、韓国・朝鮮文化研究会理、韓国巫俗学会顧問、韓国日本学会理事歴任、日本文化研究会創立、沖縄民俗学会会員など