崔吉城ホームページ

東亜大学教授 / 広島大学名誉教授 文化人類学・地域文化論

レポート

柳美里の「JR上野駅公園口」

私が日本語、それも東北弁の多い小説を読むということは平易なことではない。論文などとは違って日本語のボキャブラリーなど相当異なる読みになる。しかも純粋文学を読むということはただ分かる程度ではなく面白く、理解し、感動することだ思っているから難しい。柳美里の「JR上野駅公園口」を完全読破、感動を持している。その感動はおそらく読者それぞれ特異なものであろう。当分の間、この感動を自分のものとして保持したい。
 文化人類学者の私の印象としては現地調査、丹念に取材したことによって作られた調査報告書エスノグラフィー、上野駅の歴史民俗学の論文としても読める。上野駅、上野公園、美術展。西郷小説と言えばストーリー、キャラクター、プロットなど地域の歴史や現状を描き込んでいる。単純なストーリーテラーではない。福島県の相馬出身の73歳のホームレスのカズさん。家族を養う為に東京へ出稼ぎ、フォームの始まり21歳息子が亡くなり、妻も65歳で病死、郷里の福島へ戻り心配してくれる孫娘が大きな津波に飲み込まれる。キャラクターが王様や英雄ではないホームレスである。この小説の主人公、ホームレスは栄華と尊敬を持っている天皇と対極点に存在する。「いま舞っている葉も、雨に濡れ人に踏まれた葉も、まだ枝についている葉も…」(河出文庫159頁)。家族、友人、職業、社会階層や階級などから裸の個人化への挑戦を読み取ることができる。天皇とホームレスの対比、幸と不幸などに直面している。
 この作品を読んで古く青年時代に読んだカミュを思い起こす。私はホームレスに知識乏しく乞食のように思っていた。しかし彼女が描いたホームレスは真面目に生きてきても、誰にも起こりうる人生を語っている。乞食は働かずただで依存型の生き方である。乞食依存型は社会には多く存在している。社会福祉を含めて考えなければならない。

映画フィルム目録林楽青氏作成

東洋経済日報 掲載 2017.3.10 

カムジャタン

 韓国釜山へ日帰り出張をした。下関から東京へ行くよりはるかに近い海外である。釜山の東亜大学校と下関の東亜大学の姉妹提携式に参加するためである。釜山東亜大学校から迎えられ、昼食をご馳走になった。私は韓国で好物の冷麺が食べられるという期待があったが大外れであった。カムジャタン(ジャガイモ湯)の食堂に案内されたからである。なぜカムジャタンだろうか。私は再三、韓国へ行ったり来たりしているが初めて出合った食べ物である。接待側が私の好物を誰かに聞いた情報では私がカムジャタンが好物だと言われたからだと言う。
 最初韓国の焼肉料理店に予定していたがその情報により緊急変更したのだという。おそらく誰かと勘違いをしたのだろう。昨年「楽しい韓国文化論」講座の終わりに行った韓国旅行は釜山近郊であって、その食事のメニューにカンジャタンが入っていたのを思い出した。彼らがカンジャタンを話題にしていたことを思い出した。今それが料理として好まれ、日本人観光客までに知られるようになったのである。韓国には私の世代では知らない新しい料理が多く開発されている。部隊チゲやトッポギもその一種である。
私には縁の遠い食べ物である。豚肉よりその背骨に抵抗があった。骨付きのカルビ (牛肉)には抵抗がないのになぜ豚の骨には抵抗があるのだろうか。カンジャタンといってもそこには小さい破片のようなジャガイモが入ってはいるがないようなものであった。実はカㇺジャタンの語源のカムジャは豚の背骨を指すのだという。なるほど私を含む多くの人はジャガイモの料理と勘違いをしている。
 ジャガイモが好きだと勘違いされたのは私が民俗学者であり、古い世代だという印象があったからかもしれない。しかしジャガイモのチゲと思ったのは無知誤解である。メイン材料は豚の背骨の料理だという。さらに1900年代に始まったとか、三国時代の話、メディアのねつ造の説が回っている。カムジャタンは比較的に庶民的な料理だといわれるが、いわば骨とジャガイモの同名の材料を混ぜて作る料理である。なぜジャガイモと合致させたのか。それはそそらく庶民の食べ物として普及するようになったからであろう。
靴を脱いで入った部屋は、椅子式の食堂だった。テーブルには大きい鍋に豚骨の見えて、あふれんばかり。それだけで拒否感があった。しかし味は異様なものではなく、粗末なものでもない。同行者はとても美味しそうに食べておられた。カムジャ(ジャガイモ)は庶民の食料であり、澱粉からカタクリを、そして餅を作ると名物となる。
私は加齢によって好きなメニュの数は減っている。偏食になっていくようである。メニュ豊富な中華料理を含め世界的にメニュは無限というほど多様であるが、日韓それぞれのものは単純すぎる。偏食のように感ずる。以前菜食主義者の方に力がないのではないかという私の冗談に彼は「牛や象は何を食べてますか」と反問されたことがある。

東アジア文化研究所活動「東亜大学東アジア文化研究所」2011年12月10日設立 日韓交流基金と木村勘太郎、原田環、山本孝夫、崔吉城などの図書および資料の一万数千点を寄贈され、所蔵し、展示開放している。関科学技術振興などから支援を受けながら数回の研究会、講演会、推薦図書出版などの活動を開始している。 講演会 礒永和貴「境界とは何か」30人余が集まった。 第一回講演会 2012年5月16日rieac 第二回講演会 日時:2012年5月19日(土)午後2時~3時半 演題:文化人類学崔吉城が見た北朝鮮 講師:崔吉城 いつまで北朝鮮が禁断の国家『forbidden nation』としていられるか。その政治的な問題はさておいて一つの社会をどう理解すべきか。マスメディアの情報と人類学者の資料とは本質的に異なるものではないだろう。しかし視線は異なる。今度マスメディアと合わせて北朝鮮を理解してみたい。2001年、2002年、2004年、3回の訪朝の時に撮った映像と画像を初公開し、市民と意見を交換したい。よろしくお願いします。 入場は無料 共催:NPO法人田中絹代メモリアル協会・NPO法人ふるさと下関応援団・山口県日韓親善協会連合会・下関新老人会 研究会 日時:2011年8月27日(土)13:30~17:00 会場:下関市・東亜大学13号館7階 崔吉城:開会あいさつ「日韓境域研究の回顧と展望――引き上げと証言」 報告 松本誠一(東洋大学):「日韓境域研究の時代区分と『跨境人』のタイプについて」 木村健二(下関市立大学):「日朝間の人の移動をめぐる諸論点ー最近の日本移民学会の研究成果より」 礒永和貴(東亜大学):「日本統治期における巨文島の景観」 李良姫(東亜大学):「日韓境域における観光移動-過去と現在」 井出弘毅(東洋大学):「巨済島キリスト教会」 総合討論 宮下良子(東洋大学・アジア文化研究所客員研究員) 日時:2011年12月10日(土)2時 場所:東亜大学13号館102教室 基調講演:朝鮮通信使にみる日韓文化 仲尾宏(京都造形芸術大学客員教授による基調講演が行われ、朝鮮通信使に関する研究知見が解説された。文禄・慶長の役(壬辰倭乱)によって日本へ拉致された民間朝鮮人を祖国へ連れ帰ることを目的として始まった朝鮮通信使は17世紀以降12回に及んだ。通信使の役割は朝鮮国王の回答国書を江戸幕府へ届ける外交業務にくわえ、贈答品の交換、役人と学者たちの交流を含む誠実な文化交流であった。 シンポジウム -朝鮮通信使行列図にみる文化表象- 古城春樹(長府博物館長)は「朝鮮通信使登城行列図」(長府博物館所蔵)から朝鮮人のたばこや酒が好きなことなど観察したことなど絵解き、解読した。 尹芝惠(西南学院大学准教授)は・「絵画にみる江戸庶民と朝鮮通信使」で北斎は朝鮮人を異国風に日本人と弁別化したと述べた。 平野綿子(蘭島文化振興財団学芸員)は「朝鮮通信使の展示と観光」で史実に基づきながらも地域性を表すと言った。 魯成煥(蔚山大学校教授)は地域の原資料から地域民の意識を深めるべきとコメントした。 2012年4月16日rieac 鵜澤和宏「ペルーで調査」 動物の骨や人骨などから食生活を中心に発表され、中でも人間の肉を食べたということに質問が集中した。一般食であったが、儀礼食であったか。社会体制や宗教との関連などから幅広く検討されるべきであろう。 絹代塾ー『陸軍』、『真空地帯』 2013年5月18日 「楽しい韓国文化論」2013年9月7日、東亜大学13号館102  講師:堀まどか(韓国・嶺南大学校日本語講師) 1900年代初め頃下関豊浦町湯玉の木村忠太郎氏が韓国全羅南道巨文島に移住し、日本村を作って、1910年木村は水産王という表彰された、韓国水産発達に大きく貢献した人であります。現在湯玉には3兄弟子孫が住んでいます。私は1980年ころから調査に参り、『日本植民地と文化変容』(お茶の水書房)を出版し、NHKテレビにも紹介したことがあります。 崔吉城は堀まどか氏とは古い縁のある方であります。木村の二男の娘の堀麗子氏には大変お世話になっており、親族のように付き合っております。彼女の長男の堀研氏は広島市立大学の教授・画家であり、二男の晃氏も画家であるのはご存知でしょう。堀研氏の娘さんは『「二重国籍」詩人野口米次郎』(名古屋大学出版会)で第34回サントリー学芸賞の受賞であり、この春に韓国大邱の嶺南大学校の日本語日本文学科の日本語講師として教鞭をとっております。その間の体験を中心に「韓国の常識、日本の非常識」を講演してくれるようになりました。私は下関の市民に是非紹介したいです。 <プロフィル> 1973年宇部生まれ。日本女子大学大学院文学研究科修士課程修了。ロンドン大学School of Oriental African Studies修士課程修了。総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程満期退学。博士(学術)。著書『「二重国籍」詩人野口米次郎』(名古屋大学出版会)。 日時:2016年7月30日(土)14:00~16:00 場所:東亜大学13号館7階710号室 講師:反田昌平氏(毎日新聞下関支局長) [講師プロフィール] 1991年、毎日新聞社入社。東京本社社会部で検察庁などを担当。防衛庁(現・防衛省)担当時は、陸上自衛隊のイラク派遣に伴い、隣国クウェートで取材。2011年4月から西部本社報道部副部長を経て15年5月から現職。 「戦争と難民」 2 米国・同時多発テロ後、アフガン戦争、イラク戦争、シリア内戦、イスラム国(IS)の誕生、シリアからの大量の難民が欧州(EU)へと。フランスでの大規模テロなど、ISの脅威は今も大きい。中東、欧州におけるテロの現状や問題と課題、深刻な難民問題について語る。 第二回講演会 2012年5月19日rieac 東亜大学東アジア文化研究所主催の講演会が行われた。地理学者礒永和貴氏の「境界とは何か」、30人余が集まった。食文化や方言など自然な文化が境界になって、行政上の境界が出来上がり、江戸時代になると領地を確認するための政治的な境界意識が登場する。また、帝国主義による植民地などで国境が拡張していったという大まかな経緯が説明された。植民地によって境界が決まったものが現在の国境になっているインドネシアやフィリッピンなどもあるが、韓国などでは日本植民地時代に決まったものは認めないこと、「日本海」「インド洋」などの国名のついた地名の問題などを提起した。礒永氏は日本では古くから太平洋を「日本海」と表記した例をあげ、地名の話は笑い話のように答えた。 在日と引揚者の民俗学 島村 恭則 Ⅰ 在日朝鮮系住民集住地域の民俗誌    1.都市福岡と朝鮮系住民  2.バラック集落の形成と〈生きる方法〉  3.1950年代以降のバラック集落と〈生きる方法〉  4.集住団地への移転と〈生きる方法〉  5.住まいをめぐる〈生きる方法〉  6.寄せ場としての集住地域  7.〈生きる方法〉と「民族文化」「民族的アイデンティティ」 Ⅱ 引揚者が生み出した戦後の社会空間と文化  1.引揚者の出現  2.都市の引揚者  3.戦後開拓  4.食文化の来歴  5.引揚者による起業 【報告者】 島村 恭則 (しまむら たかのり) 関西学院大学社会学部教授・関西学院大学大学院社会学研究科教授。博士(文学)。 筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。韓国・啓明大学校客員専任講師(日本学担当)、韓国・翰林大学校客員専任講師(日本学担当)、国立歴史民俗博物館民俗研究部助手、秋田大学教育文化学部准教授を経て、現職。専門は、民俗学。とくに日本列島の文化的多様性に関する研究。沖縄の新宗教に関する研究で、第16回日本民俗学会研究奨励賞を受賞。 主著に、『〈生きる方法〉の民俗誌――朝鮮系住民集住地域の民俗学的研究』(関西学院大学出版会、2010年3月刊行)、『近代日本の他者像と自画像』(共著、柏書房)、『越境』(現代民俗誌の地平1、共著、朝倉書店)、『物と人の交流』(日本の民俗3、共著、吉川弘文館)、『日本より怖い韓国の怪談』(河出書房新社)などがある。 【補足資料】 第二回研究会 日韓の共同研究会 時:2016. 7. 8(金) 10:30∼ 15:00 場:13号館102号教室 参加者:(韓)東亜大学国際法務学科院生10名、学部生10名、教授 3名 (日)東亜大学20余名 基調講演:李学春(東亜大学校教授)*通訳あり 「不当労働行為制度の日韓比較」 団結権保障構造は憲法上韓国と日本は原則的に同じである。労働紛争を予防するために国家が介入する政策を反映している。日韓において団結権行使の範囲が異なる。韓国ではその範囲を制限することができるが、日本は何の制約もない。日本の労組法は不当労働行為の救済命令の履行強行できるが韓国ではそうではない。 「韓国と台湾にみる日本植民地政策の解放後の社会への展開~人類学と歴史学の学際的な研究」 研究組織 崔吉城(代表東亜大教授) 原田環(県立広島大名誉教授)上水流久彦(県立広島大准教授) 時と場:2016年8月27日(土)午後2時  東亜大学 13号館7階 要旨 「韓国の経済成長:長期推移と国際比較」金洛年(韓国、東国大学校) 韓国の経済成長は比較的に短い期間のうちに貧困から脱出を遂げた。こうした経験は経済成長を目指している開発途上国に対する示唆に富んでいる。朝鮮王朝の末期に経験した開港の衝撃、日本による植民地支配体制と戦時統制、解放後の北朝鮮の社会主義経済体制、韓国の市場経済体制がそれである。朝鮮半島は図らずも他の地域では見られない多様な体制の実験が行われた。韓国経済の歩みを数量的に、概観する。百年間にわたる長期推移の中で各時期を相対化して捉え、こうした時期別差異をもたらした要因が何かを考える。比較を通じて韓国の経済成長の特徴を明らかにする。 第5回「楽しい韓国文化論:釜山」 共催:広域下関日韓親善協会、時14~16 9月3日 木村健二「釜山と下関の人流」 9月10日 魏鐘振「釜山と下関の物流」 9月17日 崔吉城・石本弘之 「日韓の温泉比較」 9月24日 朴熙喆 「映画‛国際市場’鑑賞」 10月2日 礒永和貴「知られざる倭城」 現地見学会:11月4日(金)~11月7日(月) 釜山・金海 研究会:崔戈「中国のアメリカ政策」(2015年7月18日) 林楽青「幻しい満洲映画」(2016年3月25日) 講演会:朴裕河「帝国の慰安婦」(2015年7月25日) 出版:崔吉城著「韓国の米軍慰安婦はなぜ生まれたか」(ハート出版、2015) 絹代塾31回記念ー『幻の満洲映画』 2016年3月21日 14:00~16:00 大連理工大学准教授・東亜大学博士課程の林楽青氏は研究の内容、「幻の満洲映画」について講演を行った。東亜大学東アジ文化研究所長の崔吉城教授は講演をイントロし、「満映」の代表作『迎春花』の上演が開始した。李香蘭(山口淑子)、木暮実千代(下関出身)などの当時のスターが出演され、日本人と満洲人(中国人)との恋愛、三角関係、恋愛は実らず別れたというエピソードのメロドラマ。満洲国で満州人を相手に作った国策映画といわれるがむしろ満州人に教えてもらうような場面があり、必ずしもプロパガンダ映画と言い切ることはできないという結論となった。しかし映画の上演状況などに関する情報がほとんど残らず、まさに「幻」の映画である。美学研究の大家の金田晉先生、美術評論家の清永修全先生、芸術家の櫛田学長など多くの方から意見が寄せられ、古川先生はプロパガンダとは言えないとの意見を述べた。 2015年7月18日rieac 講師:崔戈(さい かく) 大連理工大学外国語学部 副教授 第二次世界大戦後、アメリカは日本・韓国との同盟を強化し、中国と対置してきた。しかし、1990年代から旧ソ連の崩壊と中国経済の発展によって、アメリカの東アジア政策が変化した。特に、21世紀の新興国である中国を牽制するため、アメリカの戦略重点を東アジアに移転した。その戦略の中心は同盟国連盟強化;新興国(中国を含む)との関係構築強化;地域的イニシアティブ強化;貿易と投資の拡大;東アジア米軍基地の拡大化;民主と人権の促進などが挙げられる。その具体政策は、軍事的には第二列島線を基軸にして同盟国との軍事体制を再構築すること。経済的には、東アジアの一体化進行に介入、中国の地域経済圏への主導権を阻害するなどの措置を採っている。  これに対して、中国側は「一帯一路」、「アジア投資銀行」などの対応措置を採っている。更に、「非衝突・非対抗、相互尊重、 ウインウイン関係」という「新型大国関係構築」を提唱したが、アメリカは消極的な反応であった。  中米の未来像はどうなるのか、中国はアメリカに対して対抗政策を採るのか、パートナシップな関係を求めるのか。中米の関係によって東アジアにおいて中東のような紛争や戦争が起きるのかについて個人的な意見を語る。 朴裕河氏講演 2016年4月20日rieac 7月になった。毎週講演会があるが一つだけここに知らせておきたい。<『帝国の慰安婦』の著者が語る慰安婦問題>である。著者の朴裕河氏が講師である。本欄でも数回紹介したことがあるが、『和解のために』にも書いたことがあるが韓国語版の出版は差し止めの裁判になっている。まだ裁判中であり、大変忙しいところであろうが、講演を快楽していただき感謝である。東京などではなく、西日本では直接聞くことがないので機会を作ったのである。私は個人的に2回話したことがあり、FBなどを通して交流している。 願わくは世間的な騒ぎを超えて本音を語ってほしい。日韓関係を問題にしてもそれを越えて人間の根底にある憎しみ、嫌がらせ、ジェラジーなどで泥を塗れた植民地の遺産から抜ける道への挑戦のアプローチに触れられることに期待する。県立広島大学名誉教授原田環氏にコメンテターの役をお願している。朴先生の先端の研究を以て一般化して討論もできればと期待している。おそらく世間的な騒ぎを超えて日韓関係を改善する新しい道が見えてくるのではないかと期待する。関心のある方は是非おいでいただきたい。 演題:<『帝国の慰安婦』の著者が語る慰安婦問題> 講師:朴裕河(韓国世宗大学校教授) 日:2015.7.25(土) 午後2時から4時(無料) 場:東亜大学13号館102 日時:2016年7月30日(土)14:00~16:00 場所:東亜大学13号館7階710号室 講師:反田昌平氏(毎日新聞下関支局長) [講師プロフィール] 1991年、毎日新聞社入社。東京本社社会部で検察庁などを担当。防衛庁(現・防衛省)担当時は、陸上自衛隊のイラク派遣に伴い、隣国クウェートで取材。2011年4月から西部本社報道部副部長を経て15年5月から現職。 「戦争と難民」 2 米国・同時多発テロ後、アフガン戦争、イラク戦争、シリア内戦、イスラム国(IS)の誕生、シリアからの大量の難民が欧州(EU)へと。フランスでの大規模テロなど、ISの脅威は今も大きい。中東、欧州におけるテロの現状や問題と課題、深刻な難民問題について語る。

「東亜大学東アジア文化研究所」2011年12月10日設立
日韓交流基金と木村勘太郎、原田環、山本孝夫、崔吉城などの図書および資料の一万数千点を寄贈され、所蔵し、展示開放している。関科学技術振興などから支援を受けながら数回の研究会、講演会、推薦図書出版などの活動を開始している。

講演会
礒永和貴「境界とは何か」30人余が集まった。
第一回講演会
2012年5月16日rieac
第二回講演会
日時:2012年5月19日(土)午後2時~3時半
演題:文化人類学崔吉城が見た北朝鮮
講師:崔吉城
いつまで北朝鮮が禁断の国家『forbidden nation』としていられるか。その政治的な問題はさておいて一つの社会をどう理解すべきか。マスメディアの情報と人類学者の資料とは本質的に異なるものではないだろう。しかし視線は異なる。今度マスメディアと合わせて北朝鮮を理解してみたい。2001年、2002年、2004年、3回の訪朝の時に撮った映像と画像を初公開し、市民と意見を交換したい。よろしくお願いします。
入場は無料
共催:NPO法人田中絹代メモリアル協会・NPO法人ふるさと下関応援団・山口県日韓親善協会連合会・下関新老人会

研究会
日時:2011年8月27日(土)13:30~17:00
会場:下関市・東亜大学13号館7階
崔吉城:開会あいさつ「日韓境域研究の回顧と展望――引き上げと証言」
報告
松本誠一(東洋大学):「日韓境域研究の時代区分と『跨境人』のタイプについて」
木村健二(下関市立大学):「日朝間の人の移動をめぐる諸論点ー最近の日本移民学会の研究成果より」
礒永和貴(東亜大学):「日本統治期における巨文島の景観」
李良姫(東亜大学):「日韓境域における観光移動-過去と現在」
井出弘毅(東洋大学):「巨済島キリスト教会」
総合討論
宮下良子(東洋大学・アジア文化研究所客員研究員)

日時:2011年12月10日(土)2時
場所:東亜大学13号館102教室
基調講演:朝鮮通信使にみる日韓文化
仲尾宏(京都造形芸術大学客員教授による基調講演が行われ、朝鮮通信使に関する研究知見が解説された。文禄・慶長の役(壬辰倭乱)によって日本へ拉致された民間朝鮮人を祖国へ連れ帰ることを目的として始まった朝鮮通信使は17世紀以降12回に及んだ。通信使の役割は朝鮮国王の回答国書を江戸幕府へ届ける外交業務にくわえ、贈答品の交換、役人と学者たちの交流を含む誠実な文化交流であった。
シンポジウム -朝鮮通信使行列図にみる文化表象-
古城春樹(長府博物館長)は「朝鮮通信使登城行列図」(長府博物館所蔵)から朝鮮人のたばこや酒が好きなことなど観察したことなど絵解き、解読した。
尹芝惠(西南学院大学准教授)は・「絵画にみる江戸庶民と朝鮮通信使」で北斎は朝鮮人を異国風に日本人と弁別化したと述べた。
平野綿子(蘭島文化振興財団学芸員)は「朝鮮通信使の展示と観光」で史実に基づきながらも地域性を表すと言った。
魯成煥(蔚山大学校教授)は地域の原資料から地域民の意識を深めるべきとコメントした。

2012年4月16日rieac
鵜澤和宏「ペルーで調査」
動物の骨や人骨などから食生活を中心に発表され、中でも人間の肉を食べたということに質問が集中した。一般食であったが、儀礼食であったか。社会体制や宗教との関連などから幅広く検討されるべきであろう。

絹代塾ー『陸軍』、『真空地帯』
2013年5月18日 「楽しい韓国文化論」2013年9月7日、東亜大学13号館102
 講師:堀まどか(韓国・嶺南大学校日本語講師)

1900年代初め頃下関豊浦町湯玉の木村忠太郎氏が韓国全羅南道巨文島に移住し、日本村を作って、1910年木村は水産王という表彰された、韓国水産発達に大きく貢献した人であります。現在湯玉には3兄弟子孫が住んでいます。私は1980年ころから調査に参り、『日本植民地と文化変容』(お茶の水書房)を出版し、NHKテレビにも紹介したことがあります。
崔吉城は堀まどか氏とは古い縁のある方であります。木村の二男の娘の堀麗子氏には大変お世話になっており、親族のように付き合っております。彼女の長男の堀研氏は広島市立大学の教授・画家であり、二男の晃氏も画家であるのはご存知でしょう。堀研氏の娘さんは『「二重国籍」詩人野口米次郎』(名古屋大学出版会)で第34回サントリー学芸賞の受賞であり、この春に韓国大邱の嶺南大学校の日本語日本文学科の日本語講師として教鞭をとっております。その間の体験を中心に「韓国の常識、日本の非常識」を講演してくれるようになりました。私は下関の市民に是非紹介したいです。

<プロフィル>
1973年宇部生まれ。日本女子大学大学院文学研究科修士課程修了。ロンドン大学School of Oriental African Studies修士課程修了。総合研究大学院大学文化科学研究科博士課程満期退学。博士(学術)。著書『「二重国籍」詩人野口米次郎』(名古屋大学出版会)。

日時:2016年7月30日(土)14:00~16:00
場所:東亜大学13号館7階710号室
講師:反田昌平氏(毎日新聞下関支局長)
[講師プロフィール]
1991年、毎日新聞社入社。東京本社社会部で検察庁などを担当。防衛庁(現・防衛省)担当時は、陸上自衛隊のイラク派遣に伴い、隣国クウェートで取材。2011年4月から西部本社報道部副部長を経て15年5月から現職。
「戦争と難民」
2 米国・同時多発テロ後、アフガン戦争、イラク戦争、シリア内戦、イスラム国(IS)の誕生、シリアからの大量の難民が欧州(EU)へと。フランスでの大規模テロなど、ISの脅威は今も大きい。中東、欧州におけるテロの現状や問題と課題、深刻な難民問題について語る。
第二回講演会
2012年5月19日rieac
東亜大学東アジア文化研究所主催の講演会が行われた。地理学者礒永和貴氏の「境界とは何か」、30人余が集まった。食文化や方言など自然な文化が境界になって、行政上の境界が出来上がり、江戸時代になると領地を確認するための政治的な境界意識が登場する。また、帝国主義による植民地などで国境が拡張していったという大まかな経緯が説明された。植民地によって境界が決まったものが現在の国境になっているインドネシアやフィリッピンなどもあるが、韓国などでは日本植民地時代に決まったものは認めないこと、「日本海」「インド洋」などの国名のついた地名の問題などを提起した。礒永氏は日本では古くから太平洋を「日本海」と表記した例をあげ、地名の話は笑い話のように答えた。
在日と引揚者の民俗学
島村 恭則

Ⅰ 在日朝鮮系住民集住地域の民俗誌
 
 1.都市福岡と朝鮮系住民
 2.バラック集落の形成と〈生きる方法〉
 3.1950年代以降のバラック集落と〈生きる方法〉
 4.集住団地への移転と〈生きる方法〉
 5.住まいをめぐる〈生きる方法〉
 6.寄せ場としての集住地域
 7.〈生きる方法〉と「民族文化」「民族的アイデンティティ」

Ⅱ 引揚者が生み出した戦後の社会空間と文化

 1.引揚者の出現
 2.都市の引揚者
 3.戦後開拓
 4.食文化の来歴
 5.引揚者による起業

【報告者】 島村 恭則 (しまむら たかのり)
関西学院大学社会学部教授・関西学院大学大学院社会学研究科教授。博士(文学)。
筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科文化人類学専攻単位取得退学。韓国・啓明大学校客員専任講師(日本学担当)、韓国・翰林大学校客員専任講師(日本学担当)、国立歴史民俗博物館民俗研究部助手、秋田大学教育文化学部准教授を経て、現職。専門は、民俗学。とくに日本列島の文化的多様性に関する研究。沖縄の新宗教に関する研究で、第16回日本民俗学会研究奨励賞を受賞。
主著に、『〈生きる方法〉の民俗誌――朝鮮系住民集住地域の民俗学的研究』(関西学院大学出版会、2010年3月刊行)、『近代日本の他者像と自画像』(共著、柏書房)、『越境』(現代民俗誌の地平1、共著、朝倉書店)、『物と人の交流』(日本の民俗3、共著、吉川弘文館)、『日本より怖い韓国の怪談』(河出書房新社)などがある。
【補足資料】

第二回研究会
日韓の共同研究会
時:2016. 7. 8(金) 10:30∼ 15:00
場:13号館102号教室
参加者:(韓)東亜大学国際法務学科院生10名、学部生10名、教授 3名 (日)東亜大学20余名
基調講演:李学春(東亜大学校教授)*通訳あり
「不当労働行為制度の日韓比較」
団結権保障構造は憲法上韓国と日本は原則的に同じである。労働紛争を予防するために国家が介入する政策を反映している。日韓において団結権行使の範囲が異なる。韓国ではその範囲を制限することができるが、日本は何の制約もない。日本の労組法は不当労働行為の救済命令の履行強行できるが韓国ではそうではない。

「韓国と台湾にみる日本植民地政策の解放後の社会への展開~人類学と歴史学の学際的な研究」
研究組織
崔吉城(代表東亜大教授) 原田環(県立広島大名誉教授)上水流久彦(県立広島大准教授)
時と場:2016年8月27日(土)午後2時  東亜大学 13号館7階
要旨
「韓国の経済成長:長期推移と国際比較」金洛年(韓国、東国大学校)
韓国の経済成長は比較的に短い期間のうちに貧困から脱出を遂げた。こうした経験は経済成長を目指している開発途上国に対する示唆に富んでいる。朝鮮王朝の末期に経験した開港の衝撃、日本による植民地支配体制と戦時統制、解放後の北朝鮮の社会主義経済体制、韓国の市場経済体制がそれである。朝鮮半島は図らずも他の地域では見られない多様な体制の実験が行われた。韓国経済の歩みを数量的に、概観する。百年間にわたる長期推移の中で各時期を相対化して捉え、こうした時期別差異をもたらした要因が何かを考える。比較を通じて韓国の経済成長の特徴を明らかにする。

第5回「楽しい韓国文化論:釜山」
共催:広域下関日韓親善協会、時14~16
9月3日 木村健二「釜山と下関の人流」
9月10日 魏鐘振「釜山と下関の物流」
9月17日 崔吉城・石本弘之 「日韓の温泉比較」
9月24日 朴熙喆 「映画‛国際市場’鑑賞」
10月2日 礒永和貴「知られざる倭城」
現地見学会:11月4日(金)~11月7日(月) 釜山・金海

研究会:崔戈「中国のアメリカ政策」(2015年7月18日)
林楽青「幻しい満洲映画」(2016年3月25日)
講演会:朴裕河「帝国の慰安婦」(2015年7月25日)
出版:崔吉城著「韓国の米軍慰安婦はなぜ生まれたか」(ハート出版、2015)
絹代塾31回記念ー『幻の満洲映画』
2016年3月21日 14:00~16:00
大連理工大学准教授・東亜大学博士課程の林楽青氏は研究の内容、「幻の満洲映画」について講演を行った。東亜大学東アジ文化研究所長の崔吉城教授は講演をイントロし、「満映」の代表作『迎春花』の上演が開始した。李香蘭(山口淑子)、木暮実千代(下関出身)などの当時のスターが出演され、日本人と満洲人(中国人)との恋愛、三角関係、恋愛は実らず別れたというエピソードのメロドラマ。満洲国で満州人を相手に作った国策映画といわれるがむしろ満州人に教えてもらうような場面があり、必ずしもプロパガンダ映画と言い切ることはできないという結論となった。しかし映画の上演状況などに関する情報がほとんど残らず、まさに「幻」の映画である。美学研究の大家の金田晉先生、美術評論家の清永修全先生、芸術家の櫛田学長など多くの方から意見が寄せられ、古川先生はプロパガンダとは言えないとの意見を述べた。

2015年7月18日rieac
講師:崔戈(さい かく)
大連理工大学外国語学部 副教授
第二次世界大戦後、アメリカは日本・韓国との同盟を強化し、中国と対置してきた。しかし、1990年代から旧ソ連の崩壊と中国経済の発展によって、アメリカの東アジア政策が変化した。特に、21世紀の新興国である中国を牽制するため、アメリカの戦略重点を東アジアに移転した。その戦略の中心は同盟国連盟強化;新興国(中国を含む)との関係構築強化;地域的イニシアティブ強化;貿易と投資の拡大;東アジア米軍基地の拡大化;民主と人権の促進などが挙げられる。その具体政策は、軍事的には第二列島線を基軸にして同盟国との軍事体制を再構築すること。経済的には、東アジアの一体化進行に介入、中国の地域経済圏への主導権を阻害するなどの措置を採っている。
 これに対して、中国側は「一帯一路」、「アジア投資銀行」などの対応措置を採っている。更に、「非衝突・非対抗、相互尊重、 ウインウイン関係」という「新型大国関係構築」を提唱したが、アメリカは消極的な反応であった。
 中米の未来像はどうなるのか、中国はアメリカに対して対抗政策を採るのか、パートナシップな関係を求めるのか。中米の関係によって東アジアにおいて中東のような紛争や戦争が起きるのかについて個人的な意見を語る。
朴裕河氏講演
2016年4月20日rieac
7月になった。毎週講演会があるが一つだけここに知らせておきたい。<『帝国の慰安婦』の著者が語る慰安婦問題>である。著者の朴裕河氏が講師である。本欄でも数回紹介したことがあるが、『和解のために』にも書いたことがあるが韓国語版の出版は差し止めの裁判になっている。まだ裁判中であり、大変忙しいところであろうが、講演を快楽していただき感謝である。東京などではなく、西日本では直接聞くことがないので機会を作ったのである。私は個人的に2回話したことがあり、FBなどを通して交流している。
願わくは世間的な騒ぎを超えて本音を語ってほしい。日韓関係を問題にしてもそれを越えて人間の根底にある憎しみ、嫌がらせ、ジェラジーなどで泥を塗れた植民地の遺産から抜ける道への挑戦のアプローチに触れられることに期待する。県立広島大学名誉教授原田環氏にコメンテターの役をお願している。朴先生の先端の研究を以て一般化して討論もできればと期待している。おそらく世間的な騒ぎを超えて日韓関係を改善する新しい道が見えてくるのではないかと期待する。関心のある方は是非おいでいただきたい。
演題:<『帝国の慰安婦』の著者が語る慰安婦問題>
講師:朴裕河(韓国世宗大学校教授)
日:2015.7.25(土) 午後2時から4時(無料)
場:東亜大学13号館102
日時:2016年7月30日(土)14:00~16:00
場所:東亜大学13号館7階710号室
講師:反田昌平氏(毎日新聞下関支局長)
[講師プロフィール]
1991年、毎日新聞社入社。東京本社社会部で検察庁などを担当。防衛庁(現・防衛省)担当時は、陸上自衛隊のイラク派遣に伴い、隣国クウェートで取材。2011年4月から西部本社報道部副部長を経て15年5月から現職。
「戦争と難民」
2 米国・同時多発テロ後、アフガン戦争、イラク戦争、シリア内戦、イスラム国(IS)の誕生、シリアからの大量の難民が欧州(EU)へと。フランスでの大規模テロなど、ISの脅威は今も大きい。中東、欧州におけるテロの現状や問題と課題、深刻な難民問題について語る。

東アジア文化研究所2016年活動

1.公開講座:第5回「楽しい韓国文化論」6週間行った。
1)木村健二 「釜山と下関の人流」
2)魏鐘振 「釜山と下関の物流」
3)崔吉城・石本弘之「日韓の温泉比較」
4)朴熙喆 映画「国際市場」鑑賞
5)礒永和貴 「知られざる倭城」
6)韓国探訪

2.研究会(公開):
①「幻しい満洲映画」林楽青(2016年3月25日)
②「戦争と難民」反田昌平氏(毎日新聞下関支局長)2016年7月30日(土)
③日韓の共同研究会:「不当労働行為制度の日韓比較」

*李学春(東亜大学校教授)2016. 7. 8(金)東亜大学校と東亜大学の学術交流

3.講演会:「韓国の経済成長:長期推移と国際比較」金洛年(韓国、東国大学校)
2016年8月27日(土)午後2時  東亜大学 13号館7階

4.読書会:毎週木曜日午後行って『植民地歴史を正しく見る』(崔吉城)を読み、討論した。

佐藤洋治理事長と

<日韓大学院国際関係研究会>

主催:東アジア文化研究所…
時:2016. 7. 8(金) 10:30∼ 15:00
場:13号館102号教室

歓迎辞:櫛田宏冶学長
答辞:李学春
趣旨説明:崔吉城
参加者:(韓)東亜大学国際法務学科院生10名、学部生10名、教授 3名
       (日)東亜大学国際学科生20名、院生4人
基調講演:李学春(東亜大学校教授)*通訳は柴田さん 卞さん

「不当労働行為制度の日韓比較」(要旨)

団結権保障構造は憲法上韓国と日本は原則的に同じである。労働紛争を予防するために国家が介入する政策を反映している。日韓において団結権行使の範囲が異なる。韓国ではその範囲を制限することができるが、日本は何の制約もない。韓国では労働者の自由が民法によって保障されている。日本では一般的に団体交渉の拒否ができないが、韓国は団体協約締結義務まで規定している。日本の労組法は不当労働行為の救済命令を履行強行できるが韓国ではそうではない。

拙著『植民地史を正しく見る』